初心者が学ぶ仮想通貨:仕組みから取引までのシンプルガイド

昨今、テレビCMや物販サイトでも仮想通貨(暗号資産)の話題に触れる機会が多いですよね。

身近にはなってきたけど「複雑そう、難しそう!」「興味はあるけれど、どこから始めればいいのかわからない!」などと悩んでいませんか?

仮想通貨は日々進化し新しい技術が登場し続けていて、難しいと思われています。

しかし基本的な仕組みや技術がわかれば、それほどハードルは高くないな!と理解できるはずです。

良い側面も悪い側面もある仮想通貨。

取引歴5年以上、成功も失敗も経験した私が仮想通貨の仕組みから取引方法までをわかりやすく解説します。

最後まで読み進めれば、グッと仮想通貨が身近に感じられますよ。

これからの時代は資産運用が必要な時代。

仮想通貨の知識を得ることは、他の金融商品を比較する目も養ってくれます。

しっかりとした知識を身に着けて時代の流れに乗っていきましょう。

仮想通貨って何?分かりやすく説明します!

仮想通貨(暗号資産)とは、インターネット上のみに存在するデジタル通貨のことです。

物理的な形がないため手に取ることはできませんが、インターネットを通じて物品を購入したり、資金を送金することができます。

仮想通貨が注目される理由の一つは、投資の新しい形としての可能性です。

価格変動が大きいため、高い利益を期待できる投資対象として人気があります。

またメルカリなど、多くの企業がビットコインを決済手段として採用する動きが広がっています。

日本における仮想通貨の今後の見通しとして、日本銀行などの中央銀行でも中央銀行デジタル通貨(CBDC)の研究を進めています。
CBDCは、法定通貨をデジタル化したもので、現在の現金や電子マネーに代わる新たな決済手段として期待されています。
日本銀行は、CBDCの発行に向けた技術的な研究や実証実験を行い、将来的には法定通貨と仮想通貨の融合が進むことが期待されています。

日本銀行

仮想通貨と暗号資産って同じ意味?

仮想通貨と暗号資産は同じ意味合いですが、現在では暗号資産が適切な表現とされています。

ビットコインが初めて登場した2009年頃は、物理的な形を持たない、仮想的な通貨であることを示して「仮想通貨」や「デジタルコイン」という名称で呼ばれていました。

技術の進歩により、その用途や形態が多様化し、ビットコイン以外にも様々なデジタル資産が登場しています。

そのため、2020年5月1日に金融庁が呼称を「暗号資産」に改め、より幅広い金融商品を指すことになりました。

クレジットカードや電子マネーとはどう違うの?

仮想通貨はクレジットカードや電子マネーとは異なり、中央管理者(銀行や企業)が存在しないことが最大の特徴です。

クレジットカードや電子マネーは、システムの管理やセキュリティについての責任を中央管理者が負います。

しかし仮想通貨には特定の管理者が存在しません。

取引はブロックチェーンという技術で記録され、全ての参加者が取引を確認できます。

いつ誰がどこにいくら送金したかを、全ての参加者が閲覧可能で透明性が高く、匿名性もあります。

ただし、プライバシーには配慮されていて送信者の氏名、住所等、個人情報は非公開になっています。

仮想通貨の仕組み

仮想通貨は、ブロックチェーン技術を使って中央管理者なしで取引を行うデジタル通貨です。

取引情報は改ざんできない形で記録され、透明性と匿名性を兼ね備えています。

また、国が発行するのではなく、特定の条件を満たすことで新しい通貨が発行される、従来の通貨の概念を覆す革新的な技術です。

以下に、仮想通貨の仕組みを具体的に解説します。

偽札防止!暗号化の技術

仮想通貨は、偽札(データーの不正コピー)を防ぐために「ブロックチェーン」と呼ばれる暗号化技術を使っています。

「ブロック」とは取引履歴をまとめた塊のようなもので、「チェーン」はそのブロックが一つずつ連なっている状態を表します。

ブロックを繋いでいるチェーンは「ハッシュ値」という暗号の鍵で、新しいブロック(取引)が行われると、過去のブロックと繋ぎ合わされて、鎖のように繋がっていきます。

ハッシュ値を改ざんすることは極めて難しく、もし改ざんが行われた場合チェーン全体の整合性が崩れるため、不正がすぐに発覚します。

ちなみにブロックチェーンを遡りたどって行くと、世界初の取引まで行き着くことが可能です。

オリジナルイラスト

造幣局はどこにある?仮想通貨が作られる場所

仮想通貨は国が管理する造幣局で作られるのではなく、マイニングを行っている企業あるいは個人から生み出されます。

ビットコインの場合、新しいコインはコンピューターにより「マイニング」という暗号解析処理が行われ、解析に成功した対価としてビットコインを獲得することができます。

マイニングを金鉱作業に例えると、ビットコインを手に入れるためには、コンピューターが暗号解析処理「マイニング=掘削」という作業を行います。

マイニングは金鉱から金を掘り出すことに似ていて、成功するとビットコインという報酬を獲得できるのです。

そしてマイニングを行うには特別な資格や許可は必要なく、個人でも行うことが可能です。

ただし成功するためには、高性能なコンピューター、大量の電力、マイニングソフトウェアの設定など、専門的な知識が求められます。

仮想通貨は銀行のような管理者が不要!

銀行やクレジット会社の役割の基本は『誰が・いつ・いくら・どこへ送金したのか』の台帳を管理することです。

そして台帳は特定の権限を持つ人だけが見ることができるため、「集中型台帳」といわれています。

一方仮想通貨は「分散型台帳」といい、ブロックチェーンに『誰が・いつ・いくら・どこへ送金したのか』の情報が書き込まれます。

ブロックチェーンに書き込まれた情報(台帳)のことを「トランザクション」と呼び、トランザクションは世界中の誰もが見ることが可能です。

世界中の誰もが見ることができるということは、世界中に監視の目があるということなので、管理者なしでの発行と流通が実現しています。

ただしトランザクションには氏名や住所といった個人情報は含まれないため、プライバシーは確保されています。

仮想通貨のメリットとデメリット

仮想通貨の魅力は、24時間取引可能な点や、価格変動の大きさなどですが、メリットもデメリットも存在します。

十分に理解したうえで取引を行うようにしましょう。

常に利用可能で整ったセキュリティを実現

仮想通貨はインターネット環境とスマートフォンやパソコンがあれば、24時間いつでもどこでも取引可能です。

セキュリティにおいては、ブロックチェーンという取引履歴を暗号化する技術により、高い安全性を確保しています。

24時間取引可能だからこそ、ブロックチェーン取引履歴は世界中に公開されることで、透明性を保ち、不正や改ざんを難しくしています。

価格変動の激しさによる投資のメリット・デメリット

仮想通貨は、価格が急激に変動することが特徴です。

激しい価格変動は初心者にとってリスクと感じられるかもしれませんが、投資のチャンスでもあります。

価格変動の要因を知り、リスク管理やチャンスの捉え方を学びましょう。

メリット

仮想通貨は価格の変動が非常に大きいため、うまくタイミングを見計らえば大きな利益を得ることができます。

例えば、ビットコインの価格は短期間で大きく上昇することがあり、この上昇を利用して利益を上げることが可能です。

仮想通貨の価格変動の要因は、流動性の低さ、規制の不足、投資家の感情などが複雑に絡み合っているからだと言われています。

  • 流動性
    流動性とは、市場でどれだけ資産が売買されているかです。
    仮想通貨は流通している総量が限られているため、大量の売買が行われると価格に大きな影響を与えます。
  • 規制の不足
    規制の不足とは、仮想通貨市場はまだ新しいため規制が少なく、不安定です。
    規制が少ないために市場操作が起こりやすく、大口の投資家(通称「くじら」)が市場を揺さぶることがあります。
  • 投資家の感情
    投資家の感情とは、投資家が他の投資家が利益を得ていることを見て、自分も遅れまいと慌てて買いに走ることです。

デメリット

価格の変動が大きいということは、同時に大きなリスクも伴います。

価値が急落すれば、大きな損失を被る可能性があります。

24時間取引の可能ができるメリット・デメリット

仮想通貨は、株式市場と異なり、24時間365日取引が可能です。

常時取引可能であることは多くの利点がありますが、一方でデメリットも存在します。

自分のライフスタイルや取引スタイルに合った方法で、仮想通貨を運用しましょう。

メリット

仮想通貨は24時間365日取引が可能なため、いつでも好きな時間に取引を行うことができます。

例えば、昼間は仕事で忙しい人でも、夜や週末に仮想通貨の取引を楽しむことができます。

さらに、市場が常に動いているため、チャンスを逃さずに最適なタイミングで売買することができます。

デメリット

一方で、24時間取引が可能なため、常に市場の動きを監視し続ける必要があるため、精神的な負担になることがありストレスを感じやすくなります。

特に価格変動が激しい仮想通貨市場では、常に最新の情報を把握し、迅速に対応しなければならないため、時間と労力がかかります。

市場が常に動いていることは、思わぬタイミングでの価格変動による損失、いわゆる「期待損失」が発生するリスクがあるからです。

しかしこのデメリットは短期トレードを意識した場合です。

初心者は長期的な視点で仮想通貨を保有することで、価格変動に一喜一憂することなく、精神的な負担を軽減できます。

仮想通貨取引のリスクを理解しよう!

仮想通貨取引は、大きな利益を得られる可能性を秘めていますが、同時に様々なリスクも伴います。

以下のリスクを事前に理解することで、損失を最小限に抑えることが可能です。

ハッキングリスク

仮想通貨の取引における大きなリスクの一つがハッキングです。

仮想通貨はインターネットを通じて取引されるため、悪意のあるハッカーが取引所や個人のウォレット(仮想通貨を保管するデジタル財布)に不正にアクセスすることがあります。

実際に、日本の取引所がハッキングされ、数百億円相当の仮想通貨が盗まれる事件も発生しました。

このようなリスクを軽減するためには、強力なパスワードを設定し、二段階認証を導入するなど、セキュリティ対策を徹底することが重要です。

投資のリスク

仮想通貨は非常に価格変動の大きい市場です。

今上昇している価格が数時間後には大幅に下落することもあります。

この価格変動の激しさは、大きな利益を得るチャンスがある一方で、大きな損失を被るリスクも伴います。

法令・税制の変更リスク

仮想通貨は、まだ新しい技術であるため、法整備が追いついていないという課題があります。

そのため、今後、法令や税制が変更され、仮想通貨の取引が制限されるなど、課税対象となる可能性があります。

資産運用(投資)のリスクを下げる方法

仮想通貨投資は、高騰の可能性を秘めた魅力的な投資ですが、ハッキング、急激な価格変動、法令・税制の変更など、思わぬ損失が発生するリスクを伴います。

以下に、仮想通貨投資のリスクを下げるための、もっとも一般的な資産運用の方法を2つ紹介します。

分散投資

分散投資とは、複数の異なる投資対象に資金を分けて投資することで、リスクを低減し、安定した収益を目指す方法です。

例えば、ビットコインだけに投資するのではなく、イーサリアムやリップルなど他の仮想通貨にも投資することで、特定の仮想通貨の価格変動の影響を受けにくくするということです。

ドルコスト平均法

ドルコスト平均法は、市場の価格が高い時も低い時も一定額を定期的に投資する方法です。

価格変動による投資のタイミングを気にせずに済み、心理的な負担が減ります。

一見すると損をしていると感じる場合もありますが、長期的には、平均購入価格が市場価格に近づき、安定した投資成果が期待できます。

仮想通貨の実用例

投機的な投資だけではなく、日常生活の中でも広がりを見せる仮想通貨。

ここでは特に注目されている三つの実用例を紹介します。

国際送金の容易化

仮想通貨を使った国際送金は、従来の銀行システムを使用する方法に比べて、手数料が格段に安く、速度も速いというメリットがあります。

例えば、ビットコインやリップルなどの通貨を使用することで、世界中の任意の人へ瞬時に送金が可能です。

これにより、海外にいる家族への送金や、国際的な取引の決済が容易になります。

デジタルコンテンツの購入

音楽、電子書籍、オンラインコースなど、さまざまなデジタル商品の購入に仮想通貨が使われ始めています。

特に、国際的なデジタルコンテンツのマーケットプレイスでは、異なる国の通貨を気にすることなく、スムーズに取引することが可能です。

オンラインゲーム内での使用

オンラインゲーム内でのアイテム購入や、ゲーム内通貨としての使用が拡大しています。

プレイヤーは仮想通貨を使ってゲーム内でのアップグレードや特別なアイテムを購入することが可能です。

さらにはゲームのプレイそのものを委託することも行われています。

時間のある人は時間の提供、資金のある人は資金の提供、お互いの利点を活かしてゲームで稼ぐという方法です。

取引所選びの5つのポイント

仮想通貨取引所は、近年増え続けており、最適な取引所選びは悩ましい課題です。

以下では初心者がチェックすべき仮想通貨取引所の選び方を5つ紹介します。

1:合法な取引所を選ぶ

仮想通貨取引は、国によって規制が異なるため、信頼できる取引所を選ぶことが重要です。

違法な取引所を利用すると、資産を失うリスクや法的な責任を問われるおそれがあります。

例えば、違法な取引所はセキュリティが不十分な場合が多く、ハッキングの被害に遭う可能性が高いです。

さらに、違法な取引所で取引を行うことは法律に違反する可能性があり、罰金を科される場合もあります。

日本では、金融庁に登録されている取引所を選ぶようにしましょう。

多くの取引所は、公式サイトの「会社概要」や「法的情報」などのページに金融庁に登録されていることを明示しています。

国内取引所

国内取引所のメリットは、日本語のサポートが受けられる点で、困った時にすぐに問い合わせができるため、初心者には安心です。

また、日本円での入出金がスムーズに行えることも大きな利点です。

さらに、国内取引所は日本の法律に準拠しているため信頼できます。

海外取引所

海外取引所は、何といっても取り扱う仮想通貨の種類が豊富なことが魅力です。

しかし、日本語サポートが整っていない場合や、法律面での保護が少ない点には注意が必要です。

仮想通貨の銘柄の多さを重視する方には魅力的ですが、初心者は慎重な判断が求められます。

2:手数料で選ぶ

取引所ごとに手数料が異なるため、手数料も重要なポイントです。

代表的な手数料としては、以下のようなものがあります。

  • 取引手数料:
    売買時に発生する手数料
  • 入金手数料:
    日本円を入金する際に発生する手数料
  • 出金手数料:
    仮想通貨を出金する際に発生する手数料
  • 送金手数料:
    仮想通貨を他のユーザーに送金する際に発生する手数料

取引頻度や取引量が多い場合は、手数料の安い取引所を選ぶようにしましょう。

3:見やすさや使いやすさで選ぶ

初心者は、ユーザーインターフェース(操作画面)が分かりやすく操作が簡単な取引所が適しています。

上級者向けの複雑なユーザーインターフェースは取引方法の幅は広がりますが、間違った取引をしてしまう場合もあります。

初めて仮想通貨取引をする場合は、見やすさや使いやすさを重視して取引所を選ぶと良いでしょう。

4:取り扱い通貨の種類で選ぶ

取引所ごとに取り扱っている仮想通貨の種類が異なります。

取引したい仮想通貨を取り扱っているか、事前に取引所のホームページで最新情報を確認しましょう。

5:カスタマーサポートで選ぶ

トラブルが発生した際に、迅速かつ丁寧に対応してくれるカスタマーサポートがあるかは重要なポイントです。

初心者は、何か問題が起きた際にすぐに解決できるよう、電話対応サポートや専用フォームがある取引所を選びましょう。

口座の開設方法

仮想通貨を取引するためには、まず取引所の口座を開設する必要があります。

ここでは、国内取引所の一般的な口座開設方法を説明します。

事前に準備する物もありますので、下記の登録方法を参考にしてください。

アカウントの作成

  1. 取引所の公式サイトにアクセスすると、「新規登録」や「無料で口座開設」といったボタンがあるので、クリックして口座開設ページへ進みます。
  2. 次にメールアドレスとパスワードを入力するフォームがあるので、入力して送信します。
    入力したメールアドレスとパスワードが後のログイン時にも必要になるので、忘れずにメモしてください。
  3. 送信すると取引所からメールが送られてきます。
    しばらくしても受信が確認できないときは、迷惑フォルダに振り分けられていることがあります。
  4. メール内にあるURLをクリックするとログインアカウントが作成され、次の手順へ進みます。

電話番号認証

次にセキュリティ強化のため、SMS認証(電話番号認証)で本人確認を行います。

  1. 入力欄に電話番号を入力すると、SMSで認証コードが送られてきます。
  2. 送信されてきたコードを指定された入力欄に入力することで、電話番号の認証が完了します。
    もしSMSが受信できない場合は、音声でコードを受け取る方法もあります。

基本情報の入力

電話番号認証が完了すると、次に基本情報の入力を行います。

氏名、住所、生年月日などの個人情報を入力します。

入力内容に誤りがあると、本人確認ができない可能性があります。

正確に入力しましょう。

本人確認書類の提出

最後に、本人確認書類を提出します。

提出する書類としては、運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど、いずれか一つです。

提出方法は、スマホなどで書類を撮影し、取引所の指示に従ってアップロードします。

書類の提出後、取引所による確認が行われ、通常2〜3日以内に完了します。

実際に仮想通貨(ビットコイン)を買ってみよう!

仮想通貨取引所の口座開設が完了したら、いよいよ仮想通貨を購入することができます。

ここでは、代表的な国内取引所でビットコインを購入する方法を説明します。

日本円を入金する

仮想通貨を購入するには、あらかじめ取引所に日本円を入金しておく必要があります。

入金方法の手順

日本円を入金するには、取引所の「日本円を入金する」などの項目を選択します。

入金方法には、銀行振込、コンビニ入金、ペイジー入金(インターネットバンキング)、クレジットカード入金の4種類が主な入金方法です。

ただしクレジットカード入金を採用していない取引所もあります。

画面の指示に従い、入金金額を入力して手続きを完了させます。

入金手数料

入金方法によって、手数料が発生する場合があります。

  • 銀行振込、振込手数料は顧客負担です。
  • ペイジー入金(インターネットバンキング)は、取引所により異なりますが、無料〜1,010円。
  • コンビニ入金は、入金金額にもよりますが、330円〜1,080円。

入金にかかる時間

入金した日本円が取引所のシステムに反映されるまでの時間は、入金方法により異なります。

  • ペイジー入金(インターネットバンキング)と、コンビニ入金は即時反映されます。
  • 銀行振込は、銀行営業時間内であれば、通常数時間以内に反映されます。
    銀行の営業時間外や休日の場合、翌営業日になることがあります。

安くビットコインを購入するコツ!

ビットコインを安く購入するためには、取引所を利用することがポイントです。

一般的に、暗号資産取引所にログインすると「取引所」と「販売所」という項目が表示されます。

取引所を利用すると、販売所よりも手数料が安くなることが多いため、お得にビットコインを手に入れることが可能です。

「販売所」とは

販売所の方が非常に簡単な手順で購入することができますが、手数料が高くなります。

販売所の手数料が高い理由は、国内取引所(例えばGMOコイン)が購入済みの仮想通貨を購入することになるからです。

「取引所」とは

一方「取引所」は販売所と比較すると手数料を低くおさえることができます。

世界中の売りたい買いたいというユーザー同士の直接取引になり、取引所はマッチングの場を提供します。

ユーザーは希望する価格で取引することができ、国内取引所(例えばGMOコイン)は取引の仲介として少額の手数料を徴収しています。

しかし販売所と比較すると少しだけ取引方法が複雑で、成行注文、指値注文、ストップ注文、トレーリングストップ注文、OCO注文の5種類があります。

ですが初心者は成行注文と指値注文の2種類が使えれば大丈夫です。

  • 成行注文:
    現在の市場価格で即座に売買を行う注文方法です。
    具体的な価格を指定せず、市場に出ている最良の価格で取引が成立します。
    すぐに売買を成立させたい場合に利用します。
  • 指値注文:
    ユーザーが希望する価格を指定して売買を行う注文方法です。
    指定した価格に達したときにのみ取引が成立します。
    自分の希望する価格で取引したい場合に利用します。

このように一般的に取引所には「取引所」と「販売所」が存在するので、「取引所」で購入するほうが手数料をおさえることができます。

国内おすすめ仮想通貨取引所3選

国内取引所3社を、 1. セキュリティ、2. 取引手数料、3. 使いやすさ、4. 取扱い通貨の多さ、5. カスタマーサポート、の5項目で比較してみましょう。

coincheck(コインチェック)

Coincheckは初心者でも使いやすいユーザーインターフェース(操作画面)と取扱い通貨の多さが魅力です。

特にスマートフォンアプリは初心者でも直感的に操作でき、使いやすいと高評価を得ています。

また、セキュリティ面でも高い評価を受けており、ユーザーの資産をしっかりと守るための取り組みがなされています。

取引手数料も比較的低く、コストを抑えたい方にもおすすめです。

さらに、取引量が多く流動性が高いため、希望するタイミングでの売買がスムーズに行えます。

セキュリティ 強固なセキュリティ体制を持ち、二段階認証やコールドウォレット(オフラインウォレット)での資産管理を採用しています。
過去にハッキング事件があったため、セキュリティを大幅に強化しています。
取引手数料 取引所の手数料は無料ですが、販売所での取引はスプレッドがかかります。
また、出金手数料は通常の銀行振込で407円です
使いやすさ 初心者向けの直感的なUIで操作が簡単です。
スマホアプリも使いやすく、入金や出金、取引がスムーズに行えます。
取扱い通貨の多さ 取り扱い通貨は少なめですが、ビットコインやイーサリアムなど主要な通貨の取引が活発です。
カスタマーサポート 専用フォームと電話対応があり、特に苦情や不正ログインに関する問い合わせが迅速に対応されます。

GMOコイン

GMOコインは、大手インターネット企業のGMOインターネットグループが運営する暗号資産取引所で、信頼性の高さが特徴です。

使いやすさも優れており、初心者でも簡単に取引を始めることができるユーザーインターフェース(操作画面)になっています。

取扱い通貨の種類も豊富で、多様な暗号資産に投資したい方に向いています。

また、取引手数料が無料である点も大きな魅力で、コストを抑えつつ多様な取引を楽しむことが可能です。

特にセキュリティ対策に力を入れており、最新の技術を駆使してユーザーの資産を保護しています。

セキュリティ 国内大手企業のグループ会社として、セキュリティに非常に力を入れており、全額補償制度を導入しています。
多層的なセキュリティ対策が特徴です。
取引手数料 取引手数料は基本的に無料です。(取引所でのメイカー手数料は-0.01%、テイカー手数料は0.05%)
出金手数料や、仮想通貨の送金手数料も無料です。
使いやすさ 多機能でありながらも使いやすさを考慮したインターフェースを提供しています。
取引画面が見やすく、初心者でも安心して使える設計です。
取扱い通貨の多さ 22種類の仮想通貨を取り扱っており、販売所と取引所両方で取引可能です。
カスタマーサポート 専用フォームと電話対応があり、迅速かつ丁寧なサポートを提供しています。
多くの問い合わせチャネルがあり、安心して利用できます。

bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyerは、日本国内で最大級の暗号資産取引所であり、長年にわたり高い信頼を得ています。

セキュリティ面は、業界最高水準の技術を採用し、ユーザーの資産を徹底的に守る体制が整っています。

また、取引量が非常に多く、流動性が高いため、希望する価格での取引がしやすいです。

初心者でも使いやすいユーザーインターフェース(操作画面)と、プロ向けの高機能取引ツール「bitFlyer Lightning」を提供しています。

高い信頼性とセキュリティ、そして多様な取引オプションを求める方に最適な取引所です。

まとめ

本記事では、初心者が一歩を踏み出すための最低限の情報をお伝えしてきました。

  • 仮想通貨の広がる未来
  • 仮想通貨特有のメリット・デメリット
  • 取引所選びのポイント

仮想通貨の世界は初めての方にとって少し難しく感じるかもしれません。

しかし、信頼できる取引所を利用することで、その不安は解消され、リスクの軽減になります。

仮想通貨に興味を持った今こそ、思い切ってビットコインを購入してみませんか?

GMOコインは、高い信頼性はもちろん、全額補償制度を導入しているので安心ですよ。

実際に私が初心者の頃から今でも愛用している取引所でもあります。

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